2009.08.15 Saturday
あとがき
1995年21才のとき、私は突然ノートに言葉を書き留めました。それからというもの、電車の中も駅のホームもアルバイトの休憩時間もベッドの中も、ノートはいつも一緒でした。ノートが手元にないときは、メモ用紙やチラシの裏。紙とペンのない生活は考えられませんでした。行き場のない思いをノートに書き留めることで、生きる力を取り戻そうとしたのかもしれません。
ここに記載した言葉は、1995年〜2007年の間に、ノートやメモ用紙に書き留めた中から言葉を抜き取り、できる限り年代順に並べたものです。どのような方がどのような感想を持つのか、興味深いことではありますが、それ以前にこの作品は、過去の私自身が求めていたものと言えます。そしてこの作品の言葉はすべて、その時々の心の声であり、その時々の私自身です。取繕うことなくありのままの言葉で表現することを目的としたため、読みにくい箇所があることをご了承いただきたいこと、そして、不快な思いをされる方がいらっしゃいましたら、この場を借りてお詫び致します。
私は23才のときに精神科に行き外傷性精神障害(アダルトチルドレン)と診断されました。カウンセリングと薬物治療を受けるために通院。今でも薬と共に生活しています。ここでどうしても伝えたいことは、今現在なんらかの問題を抱えている人がいれば、その問題を先に解決してほしいということです。行き詰まっている場合には、専門機関に相談することも一つの方法であると私は思っています。次の更新で、私自身がわからないなりに調べた相談窓口を紹介しますので、必要な方がいらしたら参考にしてください。
最後に、今現在の私には、行き場のない言葉を書き留める習慣はありません。思いは全て行き場があると考えるからです。行き場のない言葉を自分の中に閉じ込めるのではなく、誰かに伝えたい思いを、誰かに伝えるために、これからも書くことを続けていきたいと思っています。そして、世界中すべての人の、健康と幸せを、心より願っております。
2007.10.2
※ このあとがきは過去の原稿をブログ用に手直ししたものです。今現在のあとがきも、後に更新する予定です。
少なからず俺には
お互いに体調には気をつけましょうね。。。